理系女子と言っても，様々な学部に所属しています。国公私立を合わせた，各学部の在籍者における女子の比率で，看護系は90%に達していますし，薬学系も5割を超えていますが，工学系は10％程度で少ない状況です。　確かに，看護や薬学は資格に直結していますが，ただそれだけでしょうか？　下のグラフに示したように，工学部も専門職につく比率が非常に高いです。女性だから販売職ということにはなりません。自分の持てる力を真に発揮できる学問分野だと言うことは理解していただけると思います。　是非，チャレンジしてみてください。

女性は色の違い（特に赤から黄色）に敏感です。今では工業製品もカラーデザインは大切なファクターになります。トヨタ自動車では，新製品開発においてカラーデザインチームを作りますが，必ず女性の理系技術者をチームに入れるそうです。工学分野においても，女性の重要性が明確になったという１つの例だと思います。